どんなに高い壁を築いても,壁の中にいる者は宝にすぐ手が届く。外からのクラックにがたがた言ってる人たちは,きっとダメな人の集まりだからそんなこと考えてもないよ,きっとね。さて,ソーシャルに行きましょか;-P。
一般企業にとって,社外からの不正アクセス同様,あるいはそれ以上に注意しなければいけないのが,社内からの不正アクセスだ。去年は,社内の顧客情報を社員や外注業者が持ち出す大規模な情報漏洩事件が発覚した。
外の敵には目を光らせていて,内の敵には目もくれていない,という状況は多いだろう。まぁ情報というものの価値に対する意識の低い社会では,このような事態も起こりがち。たとえば,外の人間の出入りの多い会社で,席を外すときにスクリーンセーバーのパスワードロックを利用するだけでも,意識は全然違う。きっとそのパソコンにはファイルサーバーへのショートカットがデスクトップにあったりするのだから,サーバーの中身をひょいとごみ箱に投げ込まれることは簡単なのだ。
たとえば,ウインドウズならネットワークパスワードもきちんと設定する。定期的に変更する。ウェブのFTPパスワードなども含めて,付箋や目の付く場所に置いておくことなど,論外。簡単なこと,というよりもそれ以前のお話だが,あなたの会社,ちゃんとやってますか? やってないでしょ(^_^;)。きっと、クラックされた公官庁もおんなじですよ。いや,もっとひどいかな;-P。
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